日本三大稲荷 祐徳稲荷神社

にほんさんだいいなり ゆうとくいなりじんじゃ
鹿島市古枝 「佐賀市内より」JR長崎本線 特急 佐賀駅~肥前鹿島駅(約20分)

日本三大稲荷 祐徳稲荷神社のお祭り・行事

秋季大祭(お火たき)
2020年12月8日〜2020年12月8日
お火たきは稲荷神社の秋の祭の神事として行はれ、春の初午に相対する祭事であります。
昔は旧暦11月8日に行はれておりましたが、現在祐徳稲荷神社では新暦の12月8日新嘗祭の夜の神事として行はれております。春の祭によって山から田へお降り願った神霊に、秋の収穫と共にその働きを終え、再び山へお昇り願う為の感謝の 祭であり、又鎮魂の祭でもあります。この祭儀は日没から夜にかけて行はれ、宮司の祝詞が終ると御神前の浄火が松明に移され、それを更に境内に設けられた「お山」(大小の木々を積み重ね青竹で囲んだもの)に点火されると一斉に燃え上がります。その御神火の荘厳さに、境内を埋めつくした参拝者より「ワァー」と云う喚声が上るのであります。
この火は神への饗應でありますが、又同時にこの冬至に近い頃には太陽の熱が最も弱まる時である為に、太陽の復活を期待し春の到来を願う気持も込められている、と云はれています。この御神火にあたれば病気を癒し、又知らず知らずに犯した罪や穢が祓い清められ、そして来る年の幸を願う即ち一陽来復の祈りを、御神火に込めるものとされております。その様な信仰から当日この御神火にあたれない人は、肌着や写真などを代理の人が翳している姿や、又その消し炭を頂いて帰る姿がよく見受けられます。当社では御神火が燃え上がると同時に、御神前にお供へした新米で造られた甘酒を、群集する参拝者に配り、新穀を感謝し福を授けるものとします。
当社のお火たき神事は古くから行はれ、その起源は明らかではありませんが、神社創建の由緒より考察すると、当神社を創建された鹿島藩主鍋島直朝公の室萬子媛が、寛文二年京都の花山院家よりお輿入になっていることから、萬子媛或いはその供の者が、当時京都を中心に最も盛んに行はれていた様々な火祭の行事を偲びつつ、当神社の神事として取り入れるようになったものと思はれます。御神火に身を清め、健康で幸福な生活を願う人々の真剣な気持は、昔も今も変りなく、伝統的信仰として今日も盛大に行われております。
年越大祓
2020年12月31日〜2020年12月31日
日本の伝統行事として知られております大祓(おおはらえ)の儀式は当祐徳稲荷神社では八月(夏越)と十二月(年越)に執り行なわれております。

日常生活を送る中で知らず知らずに犯した罪や、いつの間にか身体についた穢れ(けがれ)は、放っておくと大きな災厄となって降りかかってくるものです。

古来の日本人は形代と呼ばれる紙または、金属や木、藁で作られた身代わりに自己の罪穢れ災厄を託し、海や川へ流す事によって清められるという信仰がありました。
この身代わりは古くから形代(かたしろ)とか人形(ひとがた)と呼ばれておりました。

当神社では八月一日に夏越、十二月三十一日に年越しの大祓式を行い、罪穢れを移したこの形代(人形)を当神社前錦波川の川面へ流し去ります。