縁結び特集2022

「縁」の読みがなは「えん」だけでなく、「えにし」「ゆかり」「よすが」とも読み、人やものなどとの繋がりや関わりを意味します。
一般的に用いられる「縁（えん）」は、仏教の教えである「縁起」が由来とされています。

代表的な神様では、『稚日女尊（わかひるめのみこと）』と『大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）』などが挙げられます。

■機織りの神様『稚日女尊（わかひるめのみこと）』
日本書紀に登場する、機殿（はたどの）で神服を織る神様。糸を織る神様であることから、人と人を結ぶ「縁結び」の女神として祀られています。

稚日女尊が祀られているのは下記の神社です。
・三重県　香良洲神社
・三重県　伊射波神社
・兵庫県　生田神社
など

■あらゆるご縁を結ぶ神様『大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）』
国土を開拓し、日本を造ったと言われる神様。通称”だいこくさま”として知られています。
大国主大神様には100人以上の妻と200人近くの子供がいたという言い伝えがあり、このことから縁結びの神様として有名になったと思われますが、恋のご縁だけではなく、あらゆるご縁を結ぶ神様として祀られています。

大国主大神が祀られているのは下記の神社です。
・島根県　出雲大社
・東京都　大國魂神社
・石川県　気多大社
など

誰と行っても大丈夫です。１人でも、友達や家族と行っても問題ありません。
出逢いの縁に恵まれるように、ポジティブな気持ちでお願いすると良いかもしれません。

恋愛以外の「縁」をご祈願してはいかがでしょう。
「縁結び」と言っても、恋愛以外の出逢いや仕事、家など、様々なご縁があります。
恵まれたいご縁があれば、祈願してみるのもよいのではないでしょうか。
また、神社や団体により見解が異なる場合もありますが、「新しく素敵な人と出逢いたい」という願いの場合は「縁結び」ではなく、「良縁祈願」とする場合があるようです。