病気平癒と健康長寿の神社特集2022

「平癒」という言葉をご存知ですか？普段聞き慣れないし使わない言葉だと思います。
「平癒」とは病気が治ることを指す言葉です。
つまり、「病気平癒」＝「病気が治り、回復を願う」ご祈願やご利益を意味します。
病気を治すためにご祈願をする方、そして近年は新型コロナウイルス感染からの回復のためにご祈願や参拝をする方が多く見受けられます。
2020年にはアマビエ様が話題となり「疫病退散」というワードが世間に広まりました。
「病気平癒」と「疫病撤退」の参拝をおこない、１日でも早く皆様の体調回復と新型コロナウイルス収束を願いたいですね。

年齢に関わりなく、体の健康や心の安らぎをお願いすることを言います。
敬老の日や長寿のお祝い（還暦や喜寿など長寿祝い）で参拝し、さらなる寿命の延長を祈願して「寿命長遠」をご祈願する方もいます。
また、近年では『健康寿命」と呼ばれる「日常生活を制限されずに健康的に暮らせる期間」を指す言葉があり、健康寿命の延命をお祈りするのもよいとされています。

多くの神社で執り行われている「大祓い（おおはらい）」と呼ばれる神事があります。清らかな気持ちで毎日の生活を送れるように、自らの心や体の「穢れ」や「罪」を祓い清めることが目的です。年に2回程行われ紙を人形に切り抜いた「形代」と呼ばれるものなどに、自身の身に付いた穢れを移して水に流します。

・新暦の6月30日に行われる「夏越の祓（なごしのはらい、なこしのはらい）」
神社によっては夏越の大祓（なごしのおおはらい）とも呼ばれています。
「夏越の祓」では茅の輪をくぐり、無病息災を祈願します。

・12月31日に行われる「年越の大祓（としこしのおおはらい、としこしのおおはらえ）」
夏越の祓いからの穢れを祓い、次の祓いまでの無事を祈願します。
新年の参拝時に受け取った破魔矢などのお焚き上げをしている神社もあります。