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桜神宮

さくらじんぐう
世田谷区新町3-21-3 東急田園都市線 桜新町駅 北口 徒歩2分
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当宮は、世田谷の桜新町にある古式神道の神社です。全国でも数少ない火渡り、釜鳴りなどの神事を執り行います。神道についてのご質問から、さまざまなご相談ごと行事の執行まで、インターネットの利点を活かし皆様のお役になれたらと思っております。

基本情報

神社御名称
桜神宮
鎮座地
(住所)
〒154-0014
東京都世田谷区新町3-21-3
アクセス
東急田園都市線 桜新町駅 北口 徒歩2分
駐車場
あり (境内横にございます、コインパーキングをご利用下さい。 ご祈願をされる方は1時間まで無料となりますので、受付の際にお申し出下さい)
電話番号
電話で予約問合わせ 03-3429-0869
※お問合わせの際はMy神社を見たとお伝えになるとスムーズです。
公式サイト
http://www.sakura.jingu.net/
受付時間
09:0015:00

神社詳細情報

【大中臣家先祖・天児屋根命】
神代の昔、天照大御神は弟の須佐之男命の無道を悲しみ、天の岩戸にこもりました。そのため、高天原をはじめ天下が暗闇となってしまいました。  
困った八百万の神は集い、神事を挙行することになりました。その神事では、天児屋根命が『天津祝詞の太諄辞事』を唱え、天宇受売命が神憑りして歌い舞い踊りました。
そして、気になった天照大御神が岩戸を細目に開けた所を天手力男が外に引っぱり出しました。こうして世界に光が戻りました。
この古神道最大の秘言ともいわれる天津祝詞の太諄辞事を唱えた天児屋根命が大中臣家の先祖です。
そして、垂仁天皇記に「天皇、中臣の連の祖探湯主をして仕えしめよ」とあります。これは伊勢神宮を創始した倭姫命に大中臣家の探湯主、つまり審判者(サニワ=憑かりくる神が正か邪か、道理か不道理かを神に対し審判する者)としての役目を仰せつかったということで、これ以降、大中臣家に神事が伝承されることになりました。
65代目にあたります芳村正秉がこの大中臣神道を復興したものが、神ながらの道、つまり「かみならいの教え」です。

【魂と魄の死生観】
魂とは精神に宿るたましいであり、魄(パク)は肉体に宿るミタマです。人間が死ぬと魂はあの世に行き、魄は一種の残留思念となってこの世に残ると考えます。これを奉り、鎮魂いたします。 さらに直霊(ナオヒ)があり、これは永遠不滅の内在する神にあたります。


【釜鳴り神事(御動事御供式)】
心身の罪穢れを清めるとともに、吉凶占いもできるというものです。
これは釜の中に米を入れて炊き、神言と手印で神事を行い、気合い「エイッ」とかけると、「ウォーン」と釜が鳴りはじめます。
神事終了後は参拝者が釜湯を口にして、飲むことによって神徳にあずかり、健康成就や幸福を招くといわれています。

【鎮火式(火渡り神事)】
鎮火式は「火渡り」とも呼ばれ、春の大祭に行われます。
鎮火式は四隅を忌竹で囲い、その中に6メートルほどの炭の道を作り、炭に火をつけます。
そしてお祓いをして塩で清めた後、秘儀を行い、炭火のうえを素足で渡るというものです。

【探湯式】
探湯式は「探湯(くがたち)」とも言い、熱湯を探る式であり、秋の中祭に行われます。
釜の中に水を入れ、下から烈火を焚いて、釜の八方に清めの塩を置きます。お湯が沸騰すると御幣で「掛け巻きの神事」を行い、神気をこの釜の中にこめて熱湯の精神を追放します。
竹葉を束にしたものをもって釜の中に差し入れ、右回り、左回りと「掛け巻き」を行い、気合いとともにその竹葉をもって沸騰している熱湯を全身に注ぎかけ、身体を清めます。
このことによって五体健康を祈念する神事です。

『四拝八拍手』
一般に神社参拝作法は二拝二拍手一拝ですが、大中臣神道の作法は四拝八拍手一拝とされています。四拝八拍手を現在用いているのは、伊勢の神宮と本教だけです。

『火打ち石祓い』
大中臣神道の祓いの1つで、鉄と石で火を起こし、その切り火によって不浄を清めるものです。

『金木祓い』
これも大中臣家に伝わる祓いで、神社で使われている祓串の小型のものです。
右手で金木を持ち、八方位を8回ずつ計64回祓います。
次に「掛巻き」というウズの巻き取りの動きをします。これは右手で右回転に8回中心点に向かって回し、左手に持ち替えて左回転で同様に回します。再び右手にて右回りに8回巻き取り、最後に“バサッ”と左方に祓います。

『千座の祓い』
「千座の祓い」とは、祓いの詞を唱え、かつ神がかりの神事を行い、神気をもって一切の汚穢不浄を祓い清める神業です。この神事は天孫降臨以来、大中臣家に代々伝わり継承護持されています。
ご由緒
明治15年5月15日に大中臣家 (*1) の65代の後裔で伊勢神宮の(筆頭)禰宜であった芳村正秉(まさもち)が、「神社の神官は人を教え導いてはならない」という方向に政府方針を変更したことに危機感を抱きました。
神代より脈々と受け継がれる古式神道を蘇らせるためお祭りだけを行う神社でなく、御祭儀もしながら人々に対する布教をもしっかりとできるように明治天皇より勅許を得て、教派神道十三派の一派を立てました。
名称は伊勢神宮の禰宜時代に倭姫命神託によって授かった「神習いの教」としました。
以来、当宮は古式神道を受け継ぐ大神の宮として、また教えの本山として親しまれています。
社殿は明治16年東京市神田に創建。明治後期には「病気治し」「火伏せ」の神徳があると多数の人が参詣しました。
また外務省の紹介により多くの外国人が参詣に訪れ、鎮火式(火渡り)や探湯式(熱湯を浴びる)の神事に参加しています。
大正8年に「西の方角へ直ちに移転せよ」との神託により現在地である世田谷に移転しました。神田界隈の関東大震災による被害は大きなものでしたが、この移転により災害から免れることができました。
また、第二次大戦時も無事戦災から免れ、「災難よけ」でも崇敬を受けております。
御祭神
・天御中主神
(アメノミナカヌシノカミ)古事記開巻第1の神
造化の神(つくりなすかみ)、万物全ての御祖の神

・高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
・神皇産霊神(カミムスビノカミ)
気化の神(むすびなすかみ)
産は蒸すに通じ、万物が蒸し生まれる力を司る神
この両神と天御中主神が三柱の神で、世の生成の大元を司る

・伊弉諾尊(イザナギノミコト)
・伊弉冉尊(イザナミノミコト)
体化の神(かたちなすかみ)
形体あるもの全ての神
初めて夫婦となった神であり、人の祖神、縁結びの神

・天照大御神(アマテラスオオミカミ)伊勢神宮内宮主祭神
天皇の御祖神
日本の総氏神

・豊受大神(トヨウケノオオカミ)伊勢神宮外宮主祭神
穀物を司る神

・倭姫大神(ヤマトヒメノオオカミ)
神宮ご鎮座の御杖代の神

・国常立尊(クニトコタチノミコト)
・大国主命(オオクニヌシノミコ)
・少彦名命(スクナヒコナノミコト)
御嶽三神
健康、福徳、開運の神

・鐃速日命(ニギハヤヒノミコト)
鎮魂、健康の神

・底筒男命(ソコヅツオノミコト)
・中筒男命(ナカヅツオノミコト)
・表筒男命(ウワヅツオノミコト)
身滌、渡航の神

・伊久魂大神(イクタマノオオカミ)
鎮魂の神

・水天宮大神
安産の神

・正一位稲荷大神
衣食住工業、商業、発展の神

・菅原大神
学問の神
創建
明治15年5月15日
ご利益
厄払い 病気平癒 心願成就 商売繁盛 家内安全
お守り・おみくじ
やっている
御朱印
やっている
供養・
お焚き上げ
やっていない
祈願・お祓い
七五三 厄払い 安産祈願 初宮詣 結婚式 健康・病気平癒 車・交通安全 出張祭典(地鎮祭他) 神葬祭
各種初穂料
(ご祈祷料)
安産祈願: 3,000円 〜
七五三: 5,000円 〜
厄払い: 3,000円 〜
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